2017年 06月 18日
子ども達を救う早期治療の有効性♪
東京都江東区で開業の中村佐和子先生の講演です。
「子ども達を救う早期治療の有効性」
~子どもたちの明るい未来のために~
佐和子先生は現在、顎顔面外科治療を自身が
身をもって受けている最中なので、
まず最初に、発音が悪くなっていることを詫び、
疼痛のこと、違和感等、患者さんになってわかることを
教えて頂きました。
食べる・眠る・呼吸をするといった当たり前の事が
きちんと出来ていない子ども達が増えてきています。
こういった機能を正すためには、
「なぜ、そうなったのか?」ということを
考えないとせっかく治しても後戻りしてしまいます。
中村佐和子先生と中村ちより先生の行った
顎顔面矯正の患者さんへのアンケート結果です。
ほとんどの子ども達が、上あごが狭く気道も狭いため
鼻呼吸が出来ていない、口呼吸の状態です。
顎顔面矯正治療の術前では、
この写真で右側の上顎洞が炎症があり
白い不透過像がみられますが、
術後は、炎症がなくなり左右同じ透過像に
なっています。
扁桃腺の腫れも術後は、良くなっています。
歯だけを診るのではなく、身体を診て
機能を正し成長発育を正常な方向へ乗せ
正しい咀嚼やえん下(飲み込み)を獲得し
十分な睡眠をとり、正しい呼吸(鼻呼吸)が
出来るようにしてあげることは、
子ども達の健康寿命を伸ばす事につながります。
子どもたちの明るい未来のため、顎顔面矯正に
取り組んで行きたいと思っています。
佐和子先生、モチベーション上がりました。
ありがとうございます♪
by drmasumi
| 2017-06-18 13:42
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