2017年 06月 10日
心身症と心身医学療法総論♪
今年のテーマは、
「においの科学を多面的に考える」。
教育講演1
「心身症と心身医学療法総論」と題して
中部労災病院 心療内科の芦原 睦先生の講演です。
芦原先生は、
「心療内科がわかる本」の著者です。
心身症とは「心でおきる身体の病」のことであり、
心身症治療の三本柱は、
交流分析(TA)・自律訓練法(BT)・
認知行動療法(CBT)です。
交流分析は、「わかりやすい自分発見の方法で、
やさしい対人関係の科学」
自律訓練法は、
「自らのペースで行うリラクゼーション法」
認知行動療法は、
「感情よりも行動に注目した治療法」です。
交流分析は、
「心から身体へ」働きかける治療法であるのに対し
自律訓練法は、
「身体から心へ」働きかける療法になります。
双方を導入することにより
薬物(主に向精神薬)の離脱・減量が可能となってきます。
by drmasumi
| 2017-06-10 13:17
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