2010年 10月 20日
モノレールねこ!!
モノレールねこ 加納朋子 著
ふとしたときに気づかされる大切な人との絆。
何気ない日常のありふれた風景や出来事の中に、ジーンと心温まる気づき。
久しぶりに加納朋子さんの本を読みましたが、読後感も良く「この方の書く本は、何となく好きだな」という想いを再認識しました。
加納さんの本を初めて読んだのは、「ななつのこ」です。
ミステリなのですが、殺人事件など全く関係なし。
日常にひそむ謎を解いて行く連作ミステリです。
本を読み終わったとき、ひとつひとつの短編がつながってもう1つの物語を作り出していたことに気づきます。
「魔法飛行」「スペース」と続き、主人公駒子の成長を追っていけるのも楽しかったです。
この「日常の謎派」のミステリでは、北村薫の「空飛ぶ馬」のシリーズがあり、
私の大好きな作品です。
機会があったら書きます。想い入れが強いと書かないモンですね。
ディスカバー・マイブック(大笑)
本棚の中に読んでいない「ささらさや」と「掌の中の小鳥」を発見しました。
加納さんの本は、表紙もファンタジックなものが多いです。
早速、「ささらさや」から読んでいます。
by drmasumi | 2010-10-20 12:52 | Comments(0)