「悪人」だって救われる!!

親鸞」を読んでから、「歎異抄」のことが気になっていましたが、先日の研修会で宿泊したホテル近くの書店で、わかりやすそうな本を見つけました。

      「悪人」だって救われる   ひろ さちや 著

     「悪人」だって救われる!!_c0151053_16564390.jpg

芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を題材に、法然上人の考え方と親鸞聖人の考え方をわかりやすく教えてくれています。

     善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや

「自分が悪人であることを自覚していない偽善者ですら、阿弥陀仏は救おうとされるのだから、自分が悪人であることを自覚して、この私を救ってくださるのは阿弥陀仏しかないと信じて、必死になって阿弥陀仏の救いを求めている人を、阿弥陀仏が救われないはずはない」


親鸞聖人は、

     私達はさまざまな縁によって善/悪の行為をするのだ

                               と、おっしゃっています。

つまり、善人だから善をし、悪人だから悪をするのでないということです。

良縁あって今ここでこうしていることを深く感謝いたします。

by drmasumi | 2010-04-15 21:46 | Comments(0)

<<       配達あかずきん!! 我が家のカメは・・・・・・・!! >>