2010年 04月 15日
「悪人」だって救われる!!
「悪人」だって救われる ひろ さちや 著
芥川龍之介の「蜘蛛の糸」を題材に、法然上人の考え方と親鸞聖人の考え方をわかりやすく教えてくれています。
善人なをもて往生をとぐ、いはんや悪人をや
「自分が悪人であることを自覚していない偽善者ですら、阿弥陀仏は救おうとされるのだから、自分が悪人であることを自覚して、この私を救ってくださるのは阿弥陀仏しかないと信じて、必死になって阿弥陀仏の救いを求めている人を、阿弥陀仏が救われないはずはない」
親鸞聖人は、
私達はさまざまな縁によって善/悪の行為をするのだ
と、おっしゃっています。
つまり、善人だから善をし、悪人だから悪をするのでないということです。
良縁あって今ここでこうしていることを深く感謝いたします。
by drmasumi | 2010-04-15 21:46 | Comments(0)